水の都 しゃんどらんど

水の都での日常を記していきます。

メンヘラ、生き延びる 2020/04/07&2020/04/06

2020/04/06

生き延びた。夜まで仕事をしていて(最後はほぼ雑談だった気もするけれど)、家に帰ってからは不定期で飲み会をしている大学時代のメンバーとLINEでリモート飲み会をしていた。途中で酔いもあったかもしれないけれど、リモート飲み会の内容がメンツのひとりの恋人の話であったので、我慢できなくなって旦那さまに連絡をした。そして寝た。

 

2020/04/07

それほど眠れなくて始発の新幹線に乗って旦那さまに会いに行った。仕事はほっぽりだしてしまった。もうそれどころではなかったのだった。

旦那さまは仕事に行っていて、私はとりあえず不足していた睡眠を補った。そのあとはSwitchのゲームを買って遊んだり、クトゥルフ神話TRPGのシナリオを回したりして気を紛らわせていた。

 

実のところ新幹線の中ではずっと悩んでいて、私は旦那さまに「あなたのことが嫌いだから最初からいなかったことにしたい」なんていう冷酷な言葉を吐き捨てるつもりだった。脳みそがそう最適化されようとしているのだから私はそれに従うしかない。そう思っていた。人の少ない新幹線内で氷結を飲みながらつまみを貪り、喫煙室で煙草を吸う。お腹を満たしても肺を汚しても出る結論は変わらなかった。だから、私は私のために愛を誓った人の心をズタズタにしようと思っていた。

 

結論から言うと、結局好きだと言ってしまった。仮眠を取った時点で薄々感づいてはいた。優しい夢ばかり見るのだ。旦那さまが帰ってきて、私を抱きしめて好きだと言ってくれる夢。きっと現実になると思っていたし、夢という理性の取り払われた状態で感じた気持ちは頑張って燻ぶらせていたそれに過ぎない。やがて旦那さまは帰ってきて、私は思った通り抱きしめられてしまった。出てくる涙は誰のためのものかわからず、それでも止まりはしなかった。あなたが好きで必要だと。

 

だから旦那さまと4つほど約束をした。強いて書くようなことはしないけれど、うち3つはすぐに約束できた。1つはすぐには難しいから、徐々に改善していくということで納得してもらった。

 

なんだかなあと思わなくはない。あれだけ文句や悪口を言っていながら結婚するあたり壮大なツンデレだよとフォロワーに言われたことを思い出した。あんまり認めたくないけれど、そうなのかもしれない。私は生まれてこの方ツンデレだった記憶はありませんが……。ともかく落ち着いたので、次は仕事の進捗をどうにかせねばなるまい。

 

生存2020/04/07&2020/04/06でした。

あしたもあなたに会いたい。