水の都 しゃんどらんど

水の都での日常を記していきます。

メンヘラ、生き延びる 2020/04/05

そういえば私は強い人間だったということを思い出した。

 

中学生のときにいじめられていても決して泣かなかった。泣きたい気持ちは全部怒りに変換して、気がつけば自分のためにすら泣くことができなくなっていた。高校生のとき匿名の嫌がらせを受けて、クラスメイトに「泣いてもいいんだよ」と言われた。私はそんなに哀れに見えるだろうかと思った。少しだけ泣いてるフリをした。

 

そういえば私はいつだって自分の状況を、自分の心を、自分自身でなんとかしてきた。そして今は、「誰もいなくてもひとりで生きていける」ように心が最適化されつつある。誰のことを好きじゃなくても良い、むしろそれが良い。そんな状態。

 

だから旦那さまに伝えておいた。あなたを好きでいつづけることが難しいかもしれない、と。好きであることは基本努力だ。その努力が誰のためのものかと言われれば、本当に誰のためのものなのかわからない。自分のためだけなはずはない。旦那さまは何も答えなかった。ショックを受けているのか、はたまたわかっていたことだと割り切っているのか、わからない。もしかしたら私は旦那さまの気を引きたいだけなのかもしれないとも思ったが、言伝への返事が無いことにも私の心は至って無関心だった。

 

もうこれで良いのかもしれない。無関心は私の心のアラートなのだと思う。

だから、もしも本当に私の心がちっとも動かなかったら、全部終わらせようと思う。

どこかに行く。仕事はするけれど、どこかに行こうと思う。それだけ。

 

生存2020/04/05。

あしたもあなたに会いたくない。