水の都 しゃんどらんど

水の都での日常を記していきます。

("俺の答えはこれや"と叫び火炎瓶を投げつける画像)

先日、研究室の教授に当日アポを取って、自分の現状を話してきた。

その2週間前のゼミは教授に現状の軽い説明と欠席する旨のメールを飛ばして行かず、次の週のゼミには顔を出した。その日、ゼミ後に話をしに行こうと思っていたけれど、同期が卒論の指導を受けに行っていたので諦めて帰った。

 

話したのは、まずは自分は卒業が出来ないことがほぼ確定していることと、必修の講義の教授と反りが合わなさすぎて学部1年生の頃から履修登録をしてあるのに4年生になっても未だ単位が取れていないこと、そもそもその教授が無理すぎて以前いたゼミをドロップアウトしたこと、現在メンタルクリニックに通って診断が下り薬を飲んでいること、頂いていた内定を辞退したこと、これから進もうと思っている道のことなどだ。

 

驚いたのは、研究室をドロップアウトして、おそらく何年いてもこの大学を卒業することは厳しい、という話をしたところで、「さっさと中退すれば良いじゃないか。こんな大学、君居たって意味ないだろ? 今は大卒とか関係なくなってきてるし」と言われたことだった。ニュアンスとしてはあっただろうけれど、この時点でまだ私は「中退」という言葉を出していなかったのに、教授の方からこの言葉が出てきたのだ。しかも、「やる気がないなら来なくていい」というような冷たい言葉では無く、「必要のないことを無駄にダラダラとやっている必要は無い」という極めて理性的で合理的なフラットな言葉だった。この瞬間の私は、さぞ間抜けな顔をしていただろうと思う。

 

 

夏前くらいから中退の意思が固まっていたので、卒論に関しても何も出来ていないと言うと、「そんなもんは気にするな」と言われた。この教授は、私が以前所属していた研究室をドロップアウトした際に、私が何をやりたいのか自分で見えていないことを見透かしていた上で私を自分の研究室に受け入れてくれたし、去年の夏に研究していたときも私の中身が空っぽであることをオブラートに包んで指摘してくれていたような人だ。若い教授ではない、もう60歳をとっくに超えている。

 

教授は「本当に(取れていない必修講義の担当教授のことが)嫌いなんだな」と少し吹き出しながら言い、「君は興味無いんだろう? その取れていない講義も、俺の講義もさ」と笑った。やはり、3年次に私がこの教授の講義で単位をもらえたのはただのお情けだったのだなと確信した。

誤魔化す必要なんて無かった。私は正直な気持ちを話しに来たのだから。「そうですね、そもそも1年生でこの学部に所属した時点でミスマッチだったなとは感じていました。けれど、人よりも遅れて大学に入って、辞めて、何になるのだろうと思って、きっと頑張れば大丈夫なはずと思ってここまでズルズルと来ちゃったんですよね」と自嘲気味に話した。特に、去年の夏まではこの大学を離れられない強い理由があったから。

 

 

「うちはさ、他と違ってどんどん学年上げていくからさ、他よりもズルズル来やすいところはあると思うんだよね」

「そうですね、実際そうです。私はこれまで履修登録した科目をすべて取れた試しが一度もありませんし」

「辞めるなら俺も印鑑押さないといけないからさ、まあ(辞めたときは辞めたことが)わかるよ」

「そうなんですよね。まあでも、本当にお世話になりましたし、大事な話なのでメールで済ませるわけにはいかなくて、今日お電話差し上げたんです」

「よく来たな、と思うよ。来づらかっただろうに」

「はい」

「辞めることはもう決まってるの?」

「いえ、両親に辞めたい旨と病院に罹っている旨は話してあるんですが、まだ納得してくれてないというか、まあ、言ってしまえば大反対されているので」

「まあそうだろうなあ。いや、君のところの家族関係がどうとか知りたくないから深くは聞きたくないけどさ。親って理不尽な生き物だから。俺も親だけれど」

「……」

「でもさ、最終的には君のやりたいことを応援してくれると思うよ。だって親だもん」

「そういうものなんですかね……よくわからないです。ともかく、今期履修登録はしてあるんですが、もう他の講義には行かないことを決めてまして、実際行っていません。でも、ゼミだけは枠が違うんで、卒論のこともあるし、お話しないとと思って。まだ辞めることは決まってませんし、もしかしたら後期までは在籍という形になるかもしれませんが……、顔は出さないと思います」

「そんなもんは気にするなよ、そんなもんはさ。大丈夫だよ」

「……ありがとうございます」

 

 

 

話してよかったと、心から思った。同時に、この教授がゼミのOB・OGから異様に愛されている理由を理解出来た。自分にとって大学に籍があることはある意味逃げ道でもあるから、早いところ親と話をつけられるように頑張ります、と伝えた。

それから、これからどうするつもりなのかの話をした。元々進みたかった道である、プログラミングの勉強をすることにして、初心者向けの勉強会に参加したり自分でも大学に行かずに空いた時間で勉強して、しょぼくても良いから何かしらの実績を作って、そしたらどこかしらの会社が拾ってくれると思う、と。いくつか頂いていた内定はSESだったりSIerだったりで、特に内定を承諾したSIerはSESの企業と比べてそれなりに大きいところだったから、文系未経験これから研修で学びます状態の自分でさえ通るのだから、実績をきちんと作れば大丈夫という確信もある。

 

 

教授は、頑張れよと言ってくれた。この上なくありがたいことだと思ったし、同時に、どうして私はこの教授の研究分野に興味が持てなかったのだろうかと悔いもした。でも、そういう運命なのだ。惜しい気持ちに蓋をして、深く頭を下げて、「先生に拾ってもらえたこと、今までお世話になったこと、心から感謝しています。本当に、本当にありがとうございました」と言って、話を終えて帰ってきた。教授の言葉だけでこれから折れそうになっても持ち直せるだろうと感じる程度には、心に言葉が沁み込んでいた。

 

 

そして現在、のろのろと勉強していて、サークルの公演の準備をしつつバイトに走り回っているという感じである。勉強会は来週末に開催される。本当に何もわからない初心者だけれど、だからこそ、なんでも聞けると思うのでなんでも聞いてこようと思う。

勉強の方は、フォロワーからアドバイスをもらって、いくつかのサイトを使ってもたもたと進めている。解説を読みながら欠けている部分のコードを埋めるようなドリル形式のもの、あとは動画でのレッスンもあるらしい。とりあえずは初心者向けとしてHTMLが提示されているので、HTMLを覚えるところからやっているが、正直苦戦している。あんまり意味がわからなくて、これってどういうことだ……?となる部分が多い。そのへんについては幸いなことに何故か昔からSNSで情報系の人との繋がりが多いので、どこかしらに投げて解答をもらう、という形で解決している。いや本当、どうして情報系からっきしなのにフォロワーの傾向がそっちなのかわからん……楽しいから情報系の人たち大好きなんだけども……。

 

まあ、このエントリのカテゴリは「進捗日記」ということで、なけなしの進捗を発表します。

syarlathotep.hatenablog.com

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以上のエントリにTwitterのプロフィールページへのリンクの埋め込みをしました。もともとはてなブログにはリンクの埋め込み機能があるけれど、それを使用せずにHTML編集から自分で書いてみました。いや、書いたってレベルの話でも無いけれど……。実践しないと覚えないタイプなので、とりあえずといった感じ。しょぼいことでもやってみることが大事だと思う。

 

 

 

あとは、今後輩から劇団の旗揚げに誘われているから、予定を練っている。「どこかの劇団に所属したい欲求はあるけど宛がない」と言ったら「作りますか!?」と言われ、箱の借り方を知り合いに聞いているという段階である。行動力の塊か?

お誘いは本当に嬉しいので、前向きに検討している。現状、タスクが詰まりまくっているので厳しくはあるけれど、私は嫌なものから逃げる代わりに好きなものからは逃げないと決めたし、だからこそもっと欲張りになろうと思う。なりたいものも欲しいものも全部手に入れる。まだ若いクソガキなわけで、じゃあクソガキならクソガキらしく生きようと決めた。使えるものは何でも使うし、やりたいことを諦めない。私は明日も生きる。生きて、生きて、生きて、最高に格好良くなってやろうと思う。もしも折れて何者にもなれなかったら、このエントリを遺言にしたい。

 

 

ところで明日は色々とミスをして10時間程度働かないといけないことになったので、そろそろ〆てシャワーを浴びようと思います。