水の都 しゃんどらんど

水の都での日常を記していきます。

たまには文化を嗜むようなこともしてみる

結構前になるけれど、ムンク展に行っていた。きっかけはフォロワーのブログで、何か楽しげだな~と思ったのと、そういえばナントカ展みたいなの行ったこと無いし文化的っぽいから一回やっとくかという謎の動機、そして埋まりに埋まっていた1月の土日のうち1日が空いたため、ピンときた知り合い2人に声をかけたというところだ。

ムンク展、何から何まで写真を撮るのを忘れたのでまったくもって説明は出来ないが、面白かった。ムンクの作品は叫びしか知らなかったけれど、写実的な絵もたくさんあって、あっこの人本当に絵が上手だったんだなと思った。エンジニアの道を志していたのに家庭環境が一変して、俺は絵画で食っていく!みたいな感じで画家になりましたというような説明書きを読んだときは「は???????」って思ったけれど、これだけ上手ならまあわかる(わかる)となった。知り合いのうち片方は高専出身で、高専にも稀にこういう人はいるというのを聞いた。どこにでも不思議な人はいるものだ。

魅惑的な絵はたくさんあったけれど、個人的には自撮り写真がじわじわきた。自撮りの先駆おじさんじゃんと思ったと同時に、楽しげに広角を上げているのが可愛らしくもあった。よくよく考えてみると、自画像をハチャメチャに描いていたような人が自撮りをしていないわけがないな、と。

ポケモンとのコラボもあったおかげか混雑していたし、展示自体にもボリュームがあったので、その後はまったりとお茶した。実は「知り合い」と表記したが、私の知り合いというだけであって、私に貴重な土曜日を捧げた犠牲者2人は互いに初対面だった。色んな思惑があってそのメンツにしたのだけれど、予想どおりいい感じにマッチングしていたので楽しかった。ちなみにTwitterのオタクと私のリアル後輩の女の子だったので、マジで変な組み合わせだった。多分オタクの方も女の子を連れてくるとは思ってなかったと思うので、そのあたりも含めて楽しみました。

 

 

 

と、まあそんな感じでナントカ展の楽しさを覚えたので、先日くまのプーさん展というのに行ってみた。初日に行ったけれど、人は多かった。

wp2019.jp

入った時点でかわいい。私はくまのプーさんが大好きで、特にディズニーに版権が渡る前の原作の素朴な雰囲気の絵がたまらなく好きだ。一番変わってないのはイーヨーな感じがする。

くまのプーさん展は作者の生い立ちとくまのプーさんが生まれたきっかけ、洗礼されていく様子などが描かれていた。どの絵も可愛くてたまらないし、ぬいぐるみなども置いてあった。写真撮影OKなスペースがあったので、気に入った写真を貼っていこうと思う。

これめちゃくちゃ可愛いと思う。大きなかぶかよって感じでみんなで穴から抜け出せないプーさんを引っ張っている。ていうか100エーカーの森ってハリネズミとかいたんだ……とちょっと思った。個人的にはこの柄のタンブラーをつくってほしかったけれど、無かった。残念。

”てんけん”(探検)に行くぞ~!張り切っているクリストファーたちの隣でぽけーっと考え込んでいるプーさんが愛おしいですね。かわいいぞ。

「あなたもコブタのように勇敢になったことがありますか?」

どうだろう、ない気がする。コブタはとても臆病だ。最近で言えば、「プーと大人になった僕」を観た人ならわかるかもしれない。コブタは色んなものを怖がる。無理もない、小さな体なのだから。それでも、勇気を出して果敢に怖いものに挑む。そういう勇気、いつまでも忘れたくないなあ。

「プーは、ときどき間違いをしでかしますが、いつも他の人のことを考えています」

おじさん泣いちゃったよちょっと……。そう、プーさんはいつも人のことを考えている。そして、いつも楽しそうだ。心が荒んでいるときは、プーさんのことを考えたい。きっと彼なら、「ぼくは”なにもしない”をしているよ」と言ってくれるだろう。

枝を投げて遊ぶ橋。クリストファーの小ささも伺えてニッコリする。

 

写真としてはこんな感じ。撮影NGな部分しか無いと思っていたので、撮影スペースを設けてくれていたのは嬉しかった。本当、タンブラーが好みの柄じゃなかったことだけは悲しかったけど……。なにかに焦ってしまったときは、このプーさんの写真を見返してみようかな、なんて。

 

 

このあとは観劇をした。

後輩が宣伝をしていて、アリスをベースにしている話とのことだったので興味が湧いてチケットを取った。写真のコインはドリンク引き換えのもの。ワンドリンク制の舞台は初めてで、会場内に入ったらスモークも焚いてあったので、どうやらライブハウスっぽい。スモークを炊くのは消防法の関係があるので実は大変むずかしい。

ドリンクはソフトドリンクもあったし観劇だからなあと悩んだけれど、バーカウンターの気の良さそうなおじいちゃんが「うちのビールはアサヒの一番美味しいやつだよ」とニコニコしながら言ってくれたのでビールにしてみた。ビール一杯で酔いはしないけれど、集中力が削がれないかやや心配しつつ、ビールの泡の細やかさにうっとりとした。飲むタイミングがわからない、内容がわからなくなりそうなどの理由で観劇や映画などにおいてあまり飲酒しながらというのが好きでは無い上に、ふしぎの国のアリスというのはとても難解な作品なので心配だったけれど、脚本がうまいこと出来ていたため飲むタイミングもあった。衣装や舞台美術が凝っていて、狭い空間を活用されていた上に照明もふんだんに使われていたので満足度は高かった。不審者なので、劇が終わった後に他のお客さんたちが役者面会をしている中をくぐり抜けて舞台照明を見上げていた。若干役者さんに何だコイツ的目線を送られたが、職業病なので許して欲しい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版シティーハンターを知り合い含め4人で観に行った。

TOHOシネマズ新宿で観た。私はここで観る意味がよくわからなかったけれど、なるほど、舞台が新宿なのか後から知った。シティーハンターは観たことが無かったけれど、キャッツアイが好きなので、今回キャッツアイも出ていると聞いて興味はあったし、まあ多分面白いやろ!wみたいなノリだった。実際面白かった。現代風にアレンジされているんだろうなと思いつつ、しかし当時のテンションもしっかりと崩されていないような雰囲気を感じ取った。冴羽獠、かっこいい。かっこいいけど実際にいたら絶対に近寄りたくねえ……。劇中、おっとこれは音響欲張ってるなと感じることが多かったが、どうも過去に使われていた曲をほとんど使っていたようで、そりゃそうなるかと思った。そこまで演出として不自然だったわけじゃないし、使いたかったんだろうな感が感じ取れたので気にならなかった。面白かったので原作も読んでみたいと思ったけれど、それよりも先にキャッツアイを読み返したくなった。父方の祖父母の家にあったんだけれど、もう捨てられてそうだな……。

 

 

観たあとは専門学校の制作展に行った。進級とか卒業とかのために作られたものを展示しているらしい。ゲームとかはわかりやすかったけれど(プレーできるので)、どこかの機械の一部になるんだろうな~というような展示物はよくわからなくて、ふーん……?となった。絵やCGもあって、ぼけーっと眺めるのは楽しかった。でも、どの作品も裏側ではめっちゃ苦労したんだろうなあだとか、ギリギリ間に合って提出したんだろうなあだとかが汲み取れる部分があって、ややつらくなった。もともと興味があってこの制作展に来ていたなら色々積極的に触っただろうけれど、まあ、専門学校に入る予定も無いので、適当に冷やかし程度に見て回った。下手に大学に行って講義を受けたりレポートを書いたりした経験があるため、「この学校に入ったからといってこれが作れるわけではないし、好きなことだけで生きていけるわけでもないんだよなあ」みたいなフィルターがかかりがち。でも専門学校ってお金かかるからサクッと行かせてもらえる人は実家にそれなりに余裕ありそうだから、特に困らなさそう。良いことだと思う。

 

 

 

 

少し前から気になっていた、スマホの写真をチェキに出来るプリンターを買ってみた。

https://amzn.to/2Ng4ReN

説明書も作りも簡易で難しい点は特にない。スマホの画面にチェキにした画像を表示して、プリンターのシャッターを切って1分半くらい待つだけ。とりあえず試しに少し前に撮った美少女との自撮りと、出かけた時の写真と、推しのスクショをチェキにしてみた。前2枚は人物が写ってしまっているため、推しのチェキだけ載せておく。

イヴ・サンタクロースちゃん。かわいい。2分くらい待ってみてもこれだったので、精度としてはこんなものなのかな。特に説明書きが無かったので何も考えなかったけれど、画面の明るさの調整とか部屋の明るさとかでもまた変わってくるかもしれない。手軽で楽しいおもちゃだと思うので、適度に遊んで飽きたらメルカリあたりで売りさばこうかなと思う。推しのチェキ、量産していくぞ!

 

 

 

あなたの世界に太陽はありますか

観劇をしたことがありますか、と聞いたら、割と難しい顔をされたりするのだろうか。そんなに大それた話ではなく、ただ単に「舞台を観たことがありますか」というだけの意味でも、結構重苦しく聞こえる気がする。

じゃあ別の話をしようかな、なんて。「テレビを観たことがありますか」。……今度はなんだかとても相手を馬鹿にしているように思える雰囲気になってしまった。うーん。

ならばこれでどうだろう。「ドラマを観たことがありますか」。うん、ちょうどいい、気がする。

 

 

 

素人知識で舞台照明もどきをやっている。まだ現在進行系。

もしもドラマをみたことがあるならば、実はその主人公の人たちって日光だけでいい感じの明るさになるわけじゃないんですよ、みたいな話をしようと思う。無いのであれば、そうだな、自撮りライトとかあるじゃん?くらいまで簡単な話に出来るかもしれないし、あるいはニュース番組に例えたほうがわかりやすいのかもしれない。

人間には凹凸がある。よって、任意の方向を向いたとき、当たり前に陰が落ちる。その調整のひとつの方法として、人工的な光、すなわち照明を使うということが出来る。ざっくりと言えばそういうことを、演劇というカテゴリの中でやっている。

 

高校生のときに学祭のバンドの簡単な照明をやって以来、舞台照明というものが好きだった。よって、今でも一番好きなのは、ライブの照明である。でも、今は演劇で舞台照明をやっている。

何を言っているのかと言われそうなことではあるが、舞台というのは、照明装置無しには始まらない。役者を照らすライトが無ければ、いくら役者が演技をしたところで観客の誰もその姿を認知することは出来ない。朗読劇とかであれば、また話は別なのだろうけれど。もちろん他の裏方も必要だが、視覚を担っているという点でも、私自身はかなり重きを置いて考えている。まあ、素人知識なわけですが。

 

しかし、結論から言えばそういう演劇だとかライブだとかって、かなり報われない世界だ。食っていけるか否かで言えば大部分がドロップアウトするものだと思っていたし、私の環境だけの話かと思っていたものの、知り合いの話でもそんな雰囲気だったのでそういうことなのだろう。

実際やっていてシンプルにしんどい。その場にある照明機材によって出来ることを素人頭でひねり出して、プランニングをする。しかし、実際に舞台を組んでみないとわからないことは多く、想像と異なることはままある。もっと機材の特性を専門的に学んでいればなんとかなったことはたくさんあるのだろうけれど、プロでもプロの道を進もうとしているわけでもない私には踏み込んだ勉強だと思っていた。あとは、経験上なんとなくわかってしまうというのもあった。

狭い世界で演劇をやって、色んなことがあった。つらいことと苦しいことの先に何があったか、終わりがきたら虚無になって、次がきたらまた苦しむ。それでも自分が作った照明の世界の中で役者が動き、観客がそこに目を奪われている光景が好きだった。好きだった。

いつか推しにピンスポットライトを当ててみたいよななんて考えながら、叶わなくても別に平気だなとも思い、だらだらと続けてきた。そもそも推しは声優なので、演劇の舞台には上がらないしな、みたいな。それでも、大きな箱で高性能な機材をふんだんに使う照明はやってみたかったなと思う。もっと華やかな世界を作ってみたかった。

 

大学を辞めると決意してから、その後の進路を考えていたときに、舞台照明を学べる専門学校に行くかを悩んだこともあった。あったけれど、すでに大学4年分の学費をパーにして突っ走った挙げ句好きだと思っていたのは勘違いだったかもしれないというような、もしくは踏み込みすぎて嫌いになってしまっただとか、そうなってしまうと悲惨極まりなくて、夢はやはり叶わないからこそ輝くのではないかと思うことにした。

 

 

 

 

じゃあこの灯体をここに引っ掛けてコードをこっちに伸ばしてきて、という指示を出したら、至極面倒くさいことを言われたとでも言いたげな顔をされた。一応、何か手伝いましょうかと言われたからお願いしたのだけれど。舞台照明が土方作業であることを把握していない演出家もこの世にはいるのだろうね、みたいな。いくら説明をしたところで普段照明機材に触れない人にはなかなか伝わらないので、いっそ私が分裂して作業をしたかったし、時間に余裕があれば延々とひとりで作業していたと思う。私は案外、土方作業も嫌いではない。じゃあ、何がこんなに苦しいのだろうなと思うと、やはり力仕事の割にバックが少ないことだったのだと思う。公演が終わるたびに怖かったから、お客さんの感想もあまり読めたことは無い。舞台照明について触れるような人は大抵演劇を嗜んでいて、どちらかと言えばマイナスなことを言われがちなので。褒めてくれる人も世の中にはいるのだろうが、私の周りにはいなかったね。

 

そんな感じの話を何歳も上の先輩にしたら、「そうだよ、だから早くこっちに立ちなさい」と舞台上を指さされた。そうだよなあ、と思った。だって、その上に立ったときは、お客さんの感想が気になって仕方なくて、公演に関するアンケートを食い入る様に読んでいた。つまりはそういうことだ。そして、悲しさの根源もこのあたりにあるのだと思う。

誰かを目立たせるために自分が土台になることは結構好きだ。でもやっぱり私は聖人でもなんでも無いので、たまには「あなたがいてくれてよかった」と言われたくて、そういう風な扱いよりもただの便利屋だとか、他の人の下位互換だとか、そういう風に無意識にでも思われているのだろうなと感じることが多くて、怒りを通り越して最悪に悲しかった。あなたのその演出は、私が舞台を照らしているから成り立つのであって、役者だけじゃないんだよと叫びたかった。もっと言えば、何もわからないので全部おまかせしますというような態度で、私が色々指摘してみても全然考えていないような反応をされて、そんな構えでよく自分の舞台に「照明」なんて項目作れるよなとか思っていた。体裁を保つためだけに消費されたくは無い。ノーと言えない私が一番悪かったから、文句を言う筋合いも無く。

 

 

雨が降るとやっぱり嫌ですかね。外出も億劫だし、洗濯物も乾かないし。雪が降るともっと嫌? そうか、それは確かにそうですね。では、曇りはいかがでしょうか。ああ、それでもやはり気持ち良い日向には敵いませんか。

 

極めて抽象的だけれど、おそらくはこんな感じである。

 

 

あなたの世界に太陽はありますか。私の世界には、ありました。

 

 

 

今週末に公演があるので非常に簡潔に宣伝します

ハロー、実は演劇人のしゃるらとほてぷです。

今週末、16,17日に赤羽で旗揚げ公演をやるのですが、なかなか予約が埋まらないということで恥を偲んでこのブログでも宣伝させていただきます。

 

詳細↓

 

演劇集団コメディリアス
旗揚げ公演
「人生ゲーム」
作・演出 須永涼

チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/vv7fwit?fbclid=IwAR1zv1MA9p_3Cepdf9aqx3HABzjMhDP7xSPJmTBicXii8NDDbKzVXWsWX1k

【日時】
2019/2/16(土) ①13:00~,②17:00~
2/17(日) ③12:00~,④16:00~
※開場は開演の30分前です!

【場所】
十色庵

【料金】
1000円

【あらすじ】
父と母と子は、楽しくドライブをする。
誠と智子と陽菜は、家族会議をする。
似てるようで違ってる。
不幸で楽しい、家族の話。

【CAST】
父  音波真隣
母  中澤小夏
子  香村泉希
誠  中嶋真守
智子 野手伊吹
陽菜 蔦木志野
博士 田端優一
助手 小林みさき

【STAFF】
音響オペ 須永涼
照明オペ 高澤美里

※公演時間ですが、90分を予定しております!
よろしくお願いいたします。

 公式Twitterからいくつかいい感じのツイートを抜粋します。

 これはフライヤーです。格好いいですね。ちなみに最寄り駅からの地図やチケット代、開場・開演時刻などの必要な情報はこちらに書かれているので、一通り目を通していただけたらなと思います。

 

 

 これはなんかめちゃくちゃ楽しそうな後輩です。でも劇のコンセプトとしてはこんな感じのテンションでお送りする部分もあるので、興味があればぜひぜひ。

 

 

 そしてそして~!後輩ちゃんが作ったカッコいい動画が載っているのがこちら!カッコいいですね~(小並感)

 

少しでも気になった方は足を運んでいただけると幸いです。尚、予約フォームはスマホサイズに対応していないため、パソコンからご予約いただいたほうがスムーズかもしれません。

今の所は

2/16(土) 13:00~ 20枚

    17:00~ 18枚

2/17(日) 12:00~ 24枚

    16:00~ 26枚

という感じで予約入っているようです。各回キャパが30なので、お早めにどうぞ!

ちなみに備考欄に「しゃみさんとお話できると聞きました」みたいなことを書いていただくと、公演後ににゅるっと私がお喋りに行きますのでぜひどうぞ~。

 

ところで身バレ防止で今月いっぱいはTwitterに鍵かけとくことにしました……悲しいねバナージ……。

 

 

 

退学スタンプラリー

先日、大学の近くに行く用事があったので重い腰を上げて退学願スタンプラリーをした。 

 これは退学スターターセット。私はネットで弊学の退学手続きについて一通り調べていたけれど、右の2枚が必要だなんてどこにも書いていませんでした……。退学願の方はPDFで上がっていたので自宅で印刷して、学務係にどの程度承認に時間がかかるのかを尋ねに行った。すると、学務係のお姉さんは結構キョドっている感じで、「た、退学の方はもうお決まりで?」とか「休学ではなく退学ですか?」とか色々言われた。まあそんなぽんぽんと退学する奴いないのかなとは思ったけど、いや、いるでしょ。

「もう決まってるし教授にも両親にも話は通してあるんで、やらないといけないことを知りたいんです」と伝えた。大体、ただの学務係のお姉さんに退学を引き止められる筋合いなんてないのだし。するとカラカラと引き出しを開け、写真の3枚の書類を差し出してきた。エッ退学願だけじゃ駄目なの……と思ったけど、それはそう。(それはそう)

記入して学務係に提出すれば良いと言われたので、承認には平均でどれくらい時間がかかるのかを尋ねてみた。お姉さんはきっと退学や休学などは担当範囲では無いのだろう、言葉を濁して「1ヶ月もあれば大丈夫だと思います……」と言った。

 

書類を持ってさっさと帰宅し、そのまま母親に電話した。渡された書類以外で必要なものは無いが、保証人による理由書きや署名、印鑑が必要で、1ヶ月くらいかかると言われたから早いうちに出そうと思うと郵送する旨を伝える。こういう作業、本当にメンタルを削がれるので二度と経験したくないですね。

スタンプラリーの方は両親から書類が返送されてきたあとにやろうと思っていたら、母親から電話がかかってきた。

 

『理由書きのところ、メモに病気に伴う勉強への意欲喪失と治療のため書いといてって書いてあるけど、あんた病気じゃないよね?』

「……そうですね」

『……まあ、なんて書くかはお父さんと話し合って決めるわ』

「はい」

 

そうですね、病気では無いですね。どうでもいいや、書いてくれるなら。そう思って返ってきた書類には、乱雑な父親の文字で「うつ病に伴う勉強への意欲消失と治療のため。」と書かれていた。一体、この1行を書くためだけに両親はどのくらい話し合ったのだろうかと思った。考えないことにした。

 

そして、先日のスタンプラリー。ちなみにスタンプラリーというのは書類を渡してくれたお姉さんが「こっちはスタンプラリーしてもらって~」と言っていたので私の表現ではない。

手順としては、学務係→図書館→財務係の順番だったようだけれど、それに気が付かずにまず図書館に行った。でも司書さんも気が付かず、「今日以降図書館の利用ができなくなりますが大丈夫ですか?」「大丈夫です~」みたいなやり取りをして、無事に印鑑をもらえた。利用中の図書も返却滞納している図書も無し。OKだ。

次に財務係に行ったところ、まずは学務係に行ってから最後じゃないと印鑑を押せないと言われたため、学務係に向かった。こちらも学生証を提示して、口頭で奨学金の返還手続きをしているかの確認をされて終わり。ザルかな?

 

また財務係に向かって、学生証を提示して授業料の滞納が無いことを確認してもらって印鑑をもらう。これでスタンプラリー完了。

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加工が面倒くさかったのでTwitterに上げたやつそのまま流用しようと思ったら微妙に名前が隠れてなかったので雑に隠しました。3/31までは学生なので学割使っていこうな。

と、書類を3枚揃えて学部の受付に提出しに行ったところ、スタンプラリー以外の2枚にはあらかじめ担当教員の印鑑が必要と言われた。いや、あの、聞いてた話と違うんですけど……。確かに埼玉には所要でまだ足を運ぶけれど、スタンプラリーなんて何度もしたくないし、今日提出する気満々だったからすべての書類に今日の日付を記入してしまっている。「この書類をいただいたときに先生にはもう話を通してあると言ったら大丈夫と言われたんですけど」とか、「私もう東京に引っ越しちゃってるし、退学理由は病気療養のためで……じゃあ今日はもう提出できないってことですか?」ととても嫌な感じに食い下がってみた。とりあえず今日担当教員が大学に来ていないか確認して来いと言われたので、書類を持ったまま外に出た。研究室を訪問するまでも無く、私は先生が今日大学にいることを知っている。なぜなら、今日は、卒論発表会なのだから。ぼんやりと思考が鈍ってきて、もしも担当教員のせいで退学や休学に追い込まれた場合、じゃあ除籍されるしか無くて救済措置も無いのかななんて考えていた。研究できない奴に価値はない、それはそうですね。

 

10分くらい日向ぼっこをして、学部の受付に戻った。そして先生はやはりいなかったと告げた。すると事務の手慣れていそうなおばちゃんが、「じゃあ一旦この書類はこちらで預かるので、教授にメールを送って、あなたが退学する旨を承認しているというメッセージがこちらで確認できたら受理という形でどうですか?」と。じゃあそれでお願いしますと言った、すると別の人が、「退学理由が病気療養のためになっているので診断書が必要なんですが……」と言い始める。地獄かよ。これまた聞いてないなあと思いながら、郵送でOKかどうかの確認と住所を教えてもらって、学内のコンビニですぐに教授にメールを打った。

 

 

次の日、また埼玉に向かったので、郵送の料金がアホくさいなと思って診断書をついでに学部の受付に提出しに行った。まだ来てないだろうと思いつつも、提出ついでだったので先生からメッセージはきましたか、と聞いてみた。すると、「先生ならついさっきいらっしゃって、印鑑押されて行きましたよ」と言われた。色んな感情が渦巻いたけれど、これで書類は受理されるか、また受理された後はどうなるかという確認だけした。早ければ2月下旬に会議にかけられ、遅くとも3月上旬には会議にかけてもらえるらしい。会議から2週間以内には退学許可証というものが郵送されてくるのだと。許可されなかったらどうするんですか、と聞いてみたら、許可されないことはほとんど無いと思いますと濁された。無意味で無価値な会議で、どうしようもないなと思った。

 

とりあえず提出は済んだので学内のコンビニに行き、PCでメールの確認をしてみた。しかし、やはり先生からの返信は無かった。私は研究室の移籍のとき以外先生からメールの返信をもらったことはない。これが答えだろうと思って、研究室を訪問するのはやめておいた。いつか、胸を張って「私はこうなりました」と言えるときが来たら、訪問してみようかと思う。先生にとってはどうでも良いことかもしれないけれど、私にとってはとても、とても大切なことだ。早くその日が来るように、少しずつ焦って、しかし私のペースは崩さずにいこうと思う。

 

 

 

Yahoo JapanのLODGEに遊びに行った

 

↑わかる人にはわかるチェックイン(某フォロワーにはバレた)

 

Y社で働いている知人から少し前に、「一般開放してるオフィスみたいなのあるから遊びに来れば?」と言われたので、遊びに行ってみた。まあ案の定グーグルマップを見ながら行ったのに駅から迷子になりましたね、駅の目の前にあるというか、駅と直結しているのに……この空間認識能力の無さがすごい2019!

LODGEというのはこれです↓

LODGE -Yahoo! JAPANのオフィス内に誕生した日本最大級のコワーキングスペース-

 

 

オフィス街って本当にわかりにくいし、オフィス街を抜けてもオフィスの中で迷子になりがち。とりあえず何もわからなかったのでフロントのお姉さんに聞いてみたところ、ラミネートされた紙を渡されて18階にどうぞと言われた。言われたとおりにした。18階に着くと警備員の方が「受付は左側です」と言っていた。左側に進んだ。迷った。コロシテ……コロシテ……みたいな気持ちだった。ちなみにお手洗いに行ったときも迷子になって半泣きだった。なんとかたどり着いて受付を済ませると、洋服に記名したシールを張るように言われた。名札だ~となって面白かった。

けんさくとえんじん、かわいい。

 

18階は商談ルームらしく、階段を下ったらコワーキングスペースが広がっていた。めちゃくちゃ広い……。電源も借りられるらしく、ケーブルさえ準備すればコンセントは貸出されていた。私は忘れたので借りられませんでしたが……。Wi-Fiもあったのでお借りした。

 

名札を書いているあたりで知人と合流し(仕事しろよ)、色々と教えてもらった。とりあえず席を確保して、カフェコーナーに行ってみる。途中にペッパーくんがいたので「こんにちは」と挨拶してみたところ、「おはようございます」と返されたのでこのクソロボットめ……と思った。人間のことを完全に舐め腐っているな。

カフェスペースには比較的安価に色々な飲み物が置いてあって、PayPayでも支払えるようだった。お腹は空いてなかったものの、ビュッフェ形式の食事の中にフルーツがあったためよそってみた。ワルなので残っていたイチゴを全部ガメた。食事はグラム単位で支払いするやつで、せっかくなので知人に奢らせた。社員証をピッてするだけで支払いが完了するの面白かった。

カフェではホットのロイヤルミルクティーを注文して、これまた知人に奢らせた。PayPayで支払おうとしていたら残高が足りないとかで、ちょっと手間取っているのを横目に見ていた。次のPayPay100億円キャンペーン、しょっぼ!wっつって馬鹿にしてたけど、実際こんな形ならお昼ご飯は1,000円以内で済むだろうし、最初の還元キャンペーンはそれこそ悪いオタクたちに良いように使われて1週間程度で終わっていたことを考えると、こちらのほうがセンセーショナルさには欠けても長持ちはするし、悪いことを考えない人たちに愛用されそうだなーと見直した。いや、アカウント削除が現時点で不可能なこと、「とりあえずそこそこに出来たしリリースすっべ」というのが空け透けて見えること、PayPayの残高とクレジットカードの支払いが両立できないことあたりはめちゃくちゃ反省して欲しいですけどね……。あとはスキャン支払いにおいてちょいちょいカメラがクラッシュするエラーが起きてたり、金額はこちらで手入力なこととかも……まあ難しいのかな。そこにPOPとして置いてあるだけのQRコードをレジの入力と連動させる必要とかありそうだし……。……。難しいことはよくわからん。わからんけどとりあえずおごってもらったので満足。

パイナップルが甘くて美味しかった。私はパイナップルが世界で一番すき。

 

ということで、一通り食べたので作業。といっても11時過ぎくらいに来てなんやかんやしていたら12時近くなってしまったので、そこから13時過ぎくらいまで滞在した。作業と言っても、やったことと言えば昨日投稿したエントリを書いただけですが……。

 

syarlathotep.hatenablog.com

 こんな健全なオフィスでこんなメンヘラな記事書いちゃった(照)。

話している人がいたり自分の世界に浸っている人がいたりと様々で、これが意外に集中できる。適度に雑音はあったほうが捗りますね。推敲と添削まで含めて1時間半で3,000文字ちょいくらいだから、遅筆にしてはよく出来た方だと思う。

ちなみに知人はソファに寝っ転がりながら仕事をしたり仕事をサボったりしていた。多様性ですね。

13時過ぎくらいにLODGEを後にした。LODGEは毎回受付をしないといけないのかと思いきや、メンバー登録のようなものもあるらしい。しかし、登録出来る時間が14時からだったため今回は断念。次に時間があるときにでも行こうと思いつつ、やっぱり私にはオフィスみたいな家以外の作業スペースが必要だなと実感した。

 

正直、そもそもY!社にはあんまり良い印象を持っていなかった上に、PayPayの件で不信感が募っていたけれど、このコワーキングスペースの利用だけですっかりと信者に成り下がった。オタクの手のひらぐるぐるドリル🎶🎶(とんぼのめがねは赤色メガネのリズムで)

 

家からも近いし、また使わせてもらおう。やることはたくさんあるし。それと、ところどころに本棚があって、技術書もあったので、勉強にも使えそう。勉強頑張る日とかにまた利用させてもらおうかな。普通に新書っぽいものもあって、下手な図書館よりも綺麗だった。昨日付けで大学の図書館も使えなくなったことだしな。いや、引っ越したからもう使う予定は無かったけども。

 

そんな感じのコワーキングスペース。休日も使えるようだしみなさんもよろしければ。

 

 

 

百万人に愛されてもあなたに愛されないなら死んだ方がマシ

目の前で人が飛び降り自殺を図ろうとした経験って、みんな結構あるのだろうか。私はつい先日経験した。同期と機材をいじりながら喋っていたら、後輩の女の子が部屋から飛び出してきて、同期をどついたかと思うと、彼女は勢いのままにベランダに飛び出し、足をかけた。

 

「どうせひるんで飛び降りれないでしょ」と思えたら楽だったのかもしれない。けれど、私は彼女がベランダの壁に足をかけたとき、一瞬ひるんだものの前に体重をかけているのが見えた。フリルの多い格好をして、厚底ブーツを履いていた可愛らしい彼女は、たかが3階の高さでは死ねないなんていう判断能力すら失ったままに勢いだけで飛び降りようとしていた。どのタイミングで私が彼女に駆け寄ったかはあまり覚えていない。ともかく彼女を止めなければという思いと、同時に「下手に前に体重をかけるとむしろ彼女を落としてしまう可能性もあるし、私が落ちる可能性もある」なんて冷静に考えていた。なにせ、彼女は厚底ブーツを履いていたのだ。そのまま滑って誤って転落してしまってもおかしくはない。後から考えると、どうしてあの一瞬でここまで頭が回ったのかはわからなかったけれど、ともかく私は彼女に駆け寄り、彼女の両脇に両腕を突っ込み、片足はベランダの壁を蹴る形で、もう片足は彼女を受け止めるために地面で踏ん張る形で止めた。文字に起こすとなかなか滑稽で伝わりにくいものだ。なんとか引き止めた私は、彼女をベランダにあった小汚いテーブルに座らせて、身動きが取れないように強めに抱きしめた。

 

 

「私は!××くんに愛されないくらいなら!!死んだほうがマシなんです!!!」

 

 

彼女は大声で泣きじゃくりながらそう叫んだ。××くんは彼女のひとつ下の後輩、すなわち私の2つ下の後輩だった。そうだね、と言いながら撫でることしか出来なかった。××くんは彼女を愛するつもりは無い。どころか、彼女の好意を迷惑そうにしたり、これ見よがしに後輩の女の子を可愛がったりする。気が狂うよね、わかるよ、と思った。思ったから、言った。

 

どつかれた同期は感情の制御が利かなくなっている彼女に罵倒され続けて(どうやら、同期の悪意の無い行動で××くんが他の女の子とくっつきかけたらしい)、後で愚痴を聞いた。いや俺なんにも悪いことしてないでしょとぶつくさ文句を言う同期に、君は本当に悪くないけど、君が彼女に文句を言ったところで彼女はそれを攻撃と捉えてもっとひどいことになってしまうから、本当に可哀想で申し訳ない立場に置かれているとは思うがここで愚痴るにとどめておいてくれ、と言った。同期は不服そうだったが、このときは他の同期と一緒に食卓を囲んで私の引っ越しの食料消費のための料理を美味しそうに食べてくれて、そのあと夜までスマブラをみんなでワイワイしたことでそこそこ解消されたようだった。よかった。

 

後輩の女の子の話に戻ろうと思う。彼女は感情の制御がうまく出来ない。一言で表すなら”メンヘラ”だが、そんなことは本人が一番理解していると思うので、彼女に攻撃されたわけでもない他人がそう呼ぶのは烏滸がましいと思う。

 

「渡したプレゼントも使ってくれてないみたいだし、でもわかってるんです。こんなの一方的な好意の押しつけなんだし、私は今彼女じゃない。でも、でも、私が一方的に愛を送って、それを流してひとつも返ってこずに後輩の女の子を可愛がって……そんなの、そんなの耐えられないんです」

 

ごめんね、と思った。その日はサークルの稽古で力仕事もある日だった。彼女の様子が明らかにおかしかったのは見て取れたが、力のある男性陣が少ない中で私は後輩に指示を出しながら力仕事をしないといけなかった。彼女のメンタルをケア出来る人はおらず、どんどんしんどそうにしている彼女を見て見ぬふりしているしかなかった。「きつかったら、今日は帰っても良いんだよ」の一言くらい、先輩としてかけてあげるべきだったのだ。それを怠った結果、彼女は爆発して同期も被害を被った。

 

恋心というのはどうしようもない。彼女は冗談のように「お金が必要なんです」と言っていた。生活に困っている様子も無いのにお金が必要、そして振り向いてくれない好きな人がいる。とてもきつい既視感のある光景だった。きっとどうやったって××くんはあなたを愛さないよ、と言いたかった。でも、言えるはずが無かった。かつて私も色んな人からそう言われて、それでも好きだから繋ぎとめていたいと限界まで貢いでいた。ブラックジョークにもならない。その恋心がどうにか出来るのであれば、彼女はとっくに自己研磨だったり他の人に気移りだったりしている。××くんは結構クズで、彼女の好意を拒否はしない。ああ、これにも覚えがある。

 

「虚しいよね。でも好きな気持ってどうしようもないし、好きだからこっち向いて私の方を見て欲しいし。そのために頑張って貢いだところで他の女とご飯に行かれたりするし。嫌いになれればいいのにね」

 

彼女の髪の毛を梳きながら、ぽつりぽつりと言葉を紡いだ。私に出来るのは共感と同情だけだ。彼女が助かるには、彼女自身が変わるしか無い。彼女は私の言葉に少し驚いたようで、私は淋しげに笑ってみせた。そのあたりで彼女は泣き止んでいて、落ち着いてきていた。本当、どうしようもないよね、と笑いあった。すると彼女はため息を吐きながら、「早くイケメンな後輩が入ってきてほしいです。私、面食いなんですよー」と言った。私はなんだか笑ってしまって、ツッコミどころはたくさんあるが野暮なことはやめようと思って、「そうだねえ、王子様みたいな人だといいねぇ」と言った。

 

「さて、おいで、お姫様。君にそんなところは似合わないから、戻ろう?」

 

彼女の左手を引いて、小汚いテーブルからおろしてあげた。彼女は軽い身のこなしでテーブルから飛び降り、私に「ありがとうございました」と言った。そのまま部屋に戻る。

 

 

 

 

後日、彼女から長文のLINEがきた。今まで自分勝手にしていてすみませんでした、これから改善していきますといった内容の。私の同期は長いこと彼女のメンタルケアをしていて(同期は男性だが、決して男女の関係だったとかではない)、結構前に愛想を尽かして突き放していたらしい。それでも尚頼ってくる彼女のことを少し怒ったところ、私たちにLINEをしてきたようだ。色々考えて、私のことは本当に気にしなくて良いけど、私がいなくなった後に君の居場所が無くなるのが心配だから、人に八つ当たりする以外で発散できる方法を見つけるだとか、落ち込んでいるとかで具合が悪いときは遠慮なく相談してくれという旨を伝えておいた。私は本当に気にしておらず、どちらかと言えば彼女が彼女の同期と仲が良くないというのが一番心配だったのだ。結局、先輩たちは卒業するし、後輩たちも後輩だから、最後には同期なのだ。これは、私たちの代の学びでもある。そう告げると、彼女からは丁寧な返信がきて、私はスタンプを押して終了した。

 

 

つい先日、演劇の稽古の出欠の変更に、彼女が「今日は落ち込んでしまっていて稽古に参加できる状態じゃないのでお休みします」と書いていた。彼女がそんなことを書くのは初めてだったので少し驚いたけれど、同時に嬉しくもあった。人は変わる。変われない人もいる。彼女は変わることが出来る人だった。色んな課題は山積みだと思う。彼女の感情の激しさや、依存の深さ、エトセトラエトセトラ。けれど、それは彼女自身が見つけていくべき道で、私が提示出来るものは提示しきったつもりだ。私が自分のどうしようもなさとどうすべきかに気がついたのは2年前の夏。彼女はまだひとつ下で、だから、思慮する時間は多分にある。考えて、考えて、考えてほしいな、と思う。そしてそうやって出した結論に間違いは無いと思う。間違っていたら、また考えて直せば良い。人生のルートはひとつだけだから、実際のところ、間違いかどうかなんてナンセンスなのだ。そうやって私も考えていこうと思った。明日の私は今日よりも格好良く、今日の私は昨日の私よりも可愛く。実践できればと思いながら、今日も赤い口紅を零した。

 

 

 

退職して引っ越しした

■退職した

大した話ではなく、アルバイトを辞めたというだけの話。

syarlathotep.hatenablog.com

 自分語りアドベントカレンダーの初日に載せた上記の記事のバイトを辞めた。まずは、バイト②の家電量販店の中のカフェを1/15日付けで。バイト②は締め日が15日なので、中途半端になるのも嫌で15日にした。一応家電量販店としては大手からなのか、はたまた古の店だからなのか、書類手続きが必要だったので退職願というものを渡された。この後退職届を書くのだろうかと思っていたが、願だけで終わった。

まあその退職願も主任の手によってシュレッダーにかけられたりしましたが。

 

 普段はパートさんに対して高圧的で子供っぽい主任が縮こまって私のところに来たかと思うと、「自分の手違いで本社に送る前に退職願をシュレッダーにかけてしまったからもう一度書いて欲しい」とお願いに来たのだ。笑顔で対応したが、内心普段からそれくらい謙虚で居ろよと思ったし、書類を重んじてる割にそういうことが起こるのってつまりは書類は体裁に過ぎないんだろうなーとも。どうでも良かったのでさっさと書いたら、新住所について「高そうなところに引っ越すんだね~」なんて言及されたのでうるしらFF(※うるせ~~~~知らね~~~~FINAL FANTASYの略です)になった。個人情報についての感想、不要です。しかも退職願の届け日の日付を間違えたので訂正印を押すと言ったら「あー大丈夫!」と言われたのでマジでザルだった。ウケる。

 

と、退職に際しての手はずはこんなもの。肝心のカフェの中では、他のバイトさんやパートさんから「もういなくなっちゃうんだね、早いねぇ」だったり、「頼れる戦力だったからこれから不安だわ」だったりと色々な声をかけてもらって、最終日の前日には「オープンから一緒だったから」とみなさんからのプレゼントということで、猫のポーチをいただいた。現場猫にふさわしいな、と思った。

今まで働いてきたところではこんな風なねぎらいをされたことが無かったため、若干潤んでしまった。私ってそんなに頼りにされてたんだな、と。頑張ったなあと思って、お礼を言って、最終日にも挨拶をして帰った。そのあとは、制服を洗って主任に返却して終わり。制服の返却をしに旧バイト先に向かったときにカフェの方を見たら、お客さんで行列が出来ていた。レジに立っているのは売り場のレジと兼任のバイトの方で、きっと奥にいるのはパートのおばちゃんの誰かだろうと思った。次から次にきて止まない注文と、補われない人員。彼女らはきっとこれからも人手不足に唸ったり、あまりの暇さにぼけーっとしたり、そんな風に日々を過ごすのだろうな、と思った。そして、理解の無い主任から売上の良し悪しを告げられて、良いときは忙しいのに人が足りて無くて、悪いときはどうしようもないのに嫌味ったらしい言葉をかけられて。もう私は手伝うことも関わることもない。出来ない。ただ、店員さんに優しくする気持ちだけは忘れないようにしようと、猫のポーチを抱きしめた。

 

 

note.mu

↑ちなみに、これまでやってみたバイトのことをまとめた記事をnoteで有料公開してみたので、興味があればどうぞ。

 

 

 

そしてバイト①。こちらは1/31付で辞めた。最後にシフトに入ったのは20日で、その後は代打があれば入ろうという感じでとりあえず有給の消化をお願いしていた。結局代打で入ることも無くするりと退職した。こちらも12月に入ってからどんどん人件費削減が行われていて、もう破綻が見えているなと思った。昨年10月から移動してきた店長がともかく無能なのだ。卒業生として何人か辞めるため、送別会を行ってくれるらしく、まだグループLINEは抜けていないものの、そこに貼られるシフトは悲惨極まりない。どの時間帯も平気でワンオペが行われていて、かつ取り扱い商品がまた一種類増えた。シフトが出る度に店長は長文の張り紙をしていて、最初こそそれは誠意からの謝罪だろうと思っていたけれど、幾度となく繰り返されるうちに薄っぺらいものにしか見えなくなった。「今回も削ってます」、「ご協力お願いします」、「まだ削るかもしれません」、「売上が戻ったらシフトも戻ります」、「シフトを戻すためにはしないといけないことがたくさんあります」、……。

虚しいな、と思った。私の見える範囲では、誰も仕事をサボったりしていない。どれだけシフトを削られても、みんな健気に働いている。それでも労働環境はどんどん悪くなって、このバイトの稼ぎだけでは生活を賄えない人たちがどんどんダブルワークに走って、シフトを埋める人員がいなくなっている。悪循環極まりなくて、人件費を削るってこういうことなんだなと目の当たりにしていた。引っ越しに際して要らないものの処分でゲーム類を少し売ったが、そのときに私のあとから入ってきたバイトさんも次は契約更新をしないと言っていた。また人が減る。人が減ると新しく人を雇わないといけなくなる。面接をして、新しく入ってきた人を教育して、時間もお金もすべてのリソースが持っていかれる。目先の人件費を削ることでその場をしのいで、既存の人間を蔑ろにして、その後余計にお金がかかる。あ、これ大学の講義でやったわー、長期的な成長が見込めない企業の典型例じゃーん、みたいな気持ち。潰れないと良いですね。それはそれとして、送別会は楽しみ。

 

 

 

■引っ越しした

1/31で前の家を引き払った。もともと契約が2/14までだったので、あまり変わらないし、家賃の日割りが面倒という理由で1月いっぱいにした。いやぁ、まぁ、引っ越し、とてもキツかった……。主にメンタルが。

家にものが多すぎてどこから手をつけていいのかわからなくて時間だけが過ぎていき、あれよあれよと言う間に引っ越し1週間前。ダンボールはひとつも作っていない。というか、ダンボールの発注すらしていない。どうすんのこれ?と思いつつ、とりあえず書籍周りからちまちまと片付けた。……が、本が多すぎて本当にたまげた。本だけに。大部分を実家においてきたし、かなり前に相当数売ったはずなのにそれでも大きなダンボール1箱には収まらない。つらかったのでまた売った。ブックオフオンライン、処分もしてくれるので便利です。漫画もかなり絞って、これからはKindleで買うようにしようと誓った。パンフレットや雑誌類も、買うものを絞ろう。そんなことを思いながら引っ越しの進捗はほぼなかった。ほぼ4日くらいでなんとか引っ越し作業を終えた感じ。服が邪魔で仕方なかったのでかなり売ってみたら、リサイクルになると言われてほぼすべて1円買い取りとかだった。あ、有料引取にはならないのか~よかった~みたいなことを思っていたけれど、現状着る服がなさすぎて笑う。冬物の処分セールにでも繰り出そうか否か。

 

 

引越し先は港区で、このブログを読んでいる人にはわかるだろうけれど、私は大学を辞める予定。そのため、選択肢としては人の家に転がり込むか実家に帰るしかなかったが、実家に帰るというのはあってないような選択肢なので、人の家に転がり込む形となった。のは良いのだけれど、一応一人暮らし用の家なので、自分のものはかなり処分しないといけないよなあ……と思いつつ諸々の手続きとかに走り回ってメンタルが終わっていたので同居人にめちゃくちゃ八つ当たりした。結果、家の引き払い日に同居人が引っ越しを手伝ってくれた。

大型家電って基本的には製造から2年以内じゃないと値段はつかなくて、うちにあるもので値段のついたものは洗濯機と録画用のレコーダーだけだった。2つで4,000円。それこそハードオフとかに頼めばもう少し値段がついたのかもしれないが、直近で出張買取に来れるのが2月に入ってからと言われたので、適当にググってクソ怪しい業者に頼んだ。結果、諸々の処分を5万円でしてもらった。私は心身ともに終わっているので、メルカリでちまちまと取引をするようなことは出来ないし(そもそも売れるかすらわからないし……)、体力も無いから自治体の処分制度を使って安く済ませることも無理だと踏んでいたので、引き取りに関しては有料になる覚悟していて、その予算として年末年始鬼出勤して現金を準備していた。予算額ぴったりだったのでお願いして、その場で取引を終わらせた。その話を、というか大型家電を処分したという話を同居人に報告したところ、ぼったくられていると言われて疲れも相まってブチギレた。同居人の言い分は正しかったけれど、手伝っても金銭的支援をしてるわけでもない奴にそんな風にたられば論を振られたくなかったし、「自分ならこうした」みたいな話をされてもそれが出来ないから自分で準備した大金払ったんだろとキレ散らかした。無事に仲直りのようなものはしたけれど(しないと2/1から家なき子になるため)、じゃあお前手伝えっつって手伝わせた。理不尽極まりないね。でも同居人は私がいないと駄目らしいので遠慮なくメンヘラぶちかましている。

 

同居人には掃除をさせつつ、荷造りをした。ひいひい言いながら片付けをして、そういえばこの家に引っ越してきたときも全然荷造りが出来てなくて母親に叱られながらダンボールに詰めていたっけなんて思い出した。私は昔から片付けが出来なくて、よく「ものを分類すれば片付くんだよ」と言われるけれど、「分類できないもの」が大量に発生することと致命的に空間認識能力が欠けているのが手伝って、収納というのが出来ない。どれだけ家に便利なものがあっても、座っているか寝ているところの傍に無ければ使わない。よって日用品の大抵は床に散らばっていて、汚い家が完成する。なんでここまで分析は出来るのにお片付けは出来ないんでしょうか……世界七不思議ですよこれは……。

家の換気扇が死ぬほど弱いせいで水垢やカビがやばかったので、そこの掃除を任せてダンボールに詰めて、荷詰めが終わったらヤマト運輸に電話をした。2,3時間で集荷に来てくれるということで待っていたら、5分ほどで電話がきて、近くに居たようなので集荷してもらった。1万6千円くらい。あとは掃除をして、不動産に連絡して鍵の返却とクリーニング代の支払いをして終わり。ちなみに、テレビは友人に譲る予定だったのに友人に譲れないまま引き払い日を迎えたため、同居人に持たせて電車で同居人の家に向かった。

 私も手伝って持ったけどめちゃくちゃしんどかった。テレビは箱も無しに手運びするものじゃないという学びがあった。ところでこのテレビ、欲しい人いませんか?2万5千円から売りますよ。詳細欲しかったらDMかリプライください。

 

終わった感を出しつつ、次の日自分の荷物が11箱届いたときは死ぬかと思いました。普通に引越し業者を使ったほうが安かったかなと思う反面、値切れるような引っ越し業者ってものの処分の見積もりもザルだからボラれるんだよなあと思う。ざっくり計算して10万円くらいかかってるね。首都圏の引っ越しと考えるとどうなんだろう。私のすごいところは普段キャッシュレス生活をしながら現金で10万円程度支払っても尚次の引っ越し用の貯蓄には手をつけていないところなんですよね。いやーすごいな私。

その気になればゲームハードを売りさばいて現金化も出来るけれど、そこまで切り詰めなきゃ駄目になったらもう終わってますね。ゲームの出来ない人生なんて価値がありません。

 

 

■現状

ダンボールに囲まれながらそこそこ快適に暮らしている。これをそこそこと表現するとバチが当たりそう。職無し卒業予定無し演劇をやってるだけのニートなので、気が向いたら起きてご飯を食べてゲームをしたり昼寝をしたり文章を書いたり稽古に行ったり、そんな感じ。タスクの消化もしつつ。

同居人は稀有な人間で、私が一日暇しているのにご飯を準備していなくても怒らないし、一日ぐーすか寝ていても褒めてくるし、不思議。「愛されてるね」と言われると思うけれど、痛くないと愛と感じられない身体になった私には不思議な感じ。でも楽しいから無意味に見詰めたり、ゲームしよとかここ出かけよとか誘ったりもする。めちゃくちゃ喜ばれる。不思議。

そんな悠々自適な生活をしていたら、心なしか顔つきが良くなって、化粧のノリもよくなった。いや、肌はもともと綺麗な方なんですが(照)。ふとんの外はあぶないので、もう少しこんな感じでいたい。少しだけね。まだやることもやりたいこともたくさんあるから。

そうだ、そういえば最近死にたいってあまり思わない。薬も順調に飲んでるし、心を蝕んでいたいくつかのものから解放されたのも手伝っていると思う。あとは、ここで止まらずに自己実現をしなきゃなあとおふとんの中でごろごろしている。死にたいと思うことはとてもつらいことなので、思わないに越したことは無いし、あとは根底にある「何かあっても死ぬだけだから別にいいか」という考えがどうにかなればなあと思う。そのためには”私はなんとか出来る人間”という後ろ盾が必要なので、早いところ失った人生を取り戻そうね。

 

 

 

■乞食

すでにたくさんいただいておりますが、こういうのはテンプレだと思っているのでやります。みなさまからの退職祝&転居祝お待ちしております。

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Kyash ID:syarlathotep